初めて土地活用をお考えの方でも安心していただけるよう、土地活用の主な種類別に事例をご紹介しています。

空き家・土地の有効活用

空き家や住宅を取り壊し、残りの土地が活かせるように道路付けをしてから、土地の一部をコンビニエンスストアに建物賃貸借しました。
建物の建築費は保証金で賄い、賃料のアップや契約期間の延長をして、中途解約の場合の違約金の設定条文を加えた建物賃貸借契約を締結しました。
また、個人地主を法人化して節税対策も行いました。

大型店舗の有効活用

2階建ての大型店舗のテナント付けの依頼を受け、各階テナントを分けた方が良いと提案をさせていただきました。
元から設置されていた建物内の中階段を撤去し、2階テナントは外階段から出入りできるように改造し、1階に店舗、2階に事務所を入居させることができました。また電気系統を分け、1階と2階の電気料金を別々に請求できるようにしました。
この物件の不動産管理もお任せいただきました。

時間貸駐車場の賃料アップ

時間貸駐車場業者に駐車場を賃貸借している地主より、過去に利用者が激減した時期があり、賃料の大幅な値下げを行ったのだが、賃料アップを行いたいと依頼がありました。
そこで複数の時間貸駐車場業者から賃料の見積りを取り、交渉の結果、賃料を大幅アップすることができました。

月極駐車場の賃料アップ

月極駐車場を経営していた依頼者の地主より、契約者が少なくなかなか満車にならないと相談がありました。
そこで、時間貸駐車場業者に半分ほどのスペースを賃貸することにしました。
当初、業者は地主に支払う賃料に消費税を含めない一時使用賃貸者契約を提案しましたが、一時使用にはあたらないとして、駐車場舗装路面を含め一括して賃貸借する駐車場使用契約を締結しました。
結果、賃料の大幅な増加と消費税分を収受することができました。

相続対策

農業経営者の依頼主より相続の相談を受け、不動産鑑定士に依頼し、土地の評価を見直しました。
国に物納する土地を絞って、自宅や農地は相続人の間で一部共有名義としました。
また、跡取りではない複数の相続人については、土地を売却し税金負担分を按分して相続税を支払いました。
相続税申告については税理士に依頼し、跡取りの分の相続税は無事物納ができました。

建物収去土地明渡

コンサルタント所有の土地について、工場用地として賃貸借をしていましたが、賃料の小切手が不渡りとなり相手方法人と連絡が取れなくなりました。
まず、公示送達により土地賃貸借契約を解除し、建物収去土地明渡訴訟をしました。
勝訴しましたが相手方代表が死亡していることが分かり、相手方に特別代理人の弁護士を立てて建物等収去命令申立を行い、建物と動産の強制執行申立をして、建物を取り壊し、備品を競売にかけ自身で買い取りました。
お客様の物件の場合は、弁護士法がありますので弁護士に依頼しますが、これらの裁判手続きを自ら行った経験から適切なアドバイスが可能です。